週刊ラスベガスニュース バックナンバー   2015年 5月 20日号
アウトレット・ノース、新しいエリアはハイエンド
プレミアム・アウトレット・ノース  このたび 「プレミアム・アウトレット・ノース」 の拡張工事が完了し、先週木曜日、全面オープンを果たしました。
 2008年に続き 2度めの増床となった今回は、モールの北側、平面駐車場として使用していたところに店舗棟を建設。新規出店27、既存の店舗からの移転6、合計33のテナントが入居し、そのうち29店がすでに営業を始めています。

プレミアム・アウトレット・ノース  カジュアル衣料の American Eagle Outfitters 以外、この新設セクションは Dolce & Gabbana、Dunhill をはじめとしたラグジュアリーブランド、デザイナーズブランドがほとんどを占める高級感漂うハイエンドなエリア。
 正規店のようなインテリアと通路中央を飾る植物が、さらに雰囲気を高めているのは間違いありません。
プレミアム・アウトレット・ノース  その他の注目テナントとしては、Marc Jacobs (Marc by Marc Jacobs のみ取り扱い)、Furla、拡張移転する Tory Burch など日本でも人気の店がいくつか含まれています。
 その Tory Burch は既存店 (写真右) よりも3倍広い店舗になり、6月中旬オープン予定とのこと。引き続き営業中の既存店は手狭でいつも混雑しており、入店制限がかかることも少なくありませんが、移転後はもう店の前で待つことは無くなるでしょう。
 アウトドアグッズで人気の THE NORTH FACE は、移転組の Lacoste とともに夏のオープンを目指して準備中。G-Star Raw は開くまでにまだ時間が必要なようです。

プレミアム・アウトレット・ノース  新設エリアですでに営業をはじめているのは以下のとおり。(● は移転組)
 AG Adriano Goldschmied、Alexis Bittar、AllSaints、American Eagle Outfitters、●Armani Outlet、Bally、●Burberry、Burton、Canali、Catimini、CH Carolina Herrera、Citizen、Clarins、●Dolce & Gabbana、Dunhill、Furla、Helmut Lang、John Varvatos、Marc Jacobs、Neiman Marcus Last Call Studio、Pandora、Rag & Bone New York、Saks Fifth Avenue OFF 5TH、●Theory、Under Armour、Vera Bradley、Vilebrequin、Amorino Gelato、The Cheesecake Factory。
(準備中: G-Star Raw、●Lacoste、The North Face、●Tory Burch)

プレミアム・アウトレット・ノース  新規出店の中で最も注目を集めているのは、Saks Fifth Avenue OFF 5TH と Neiman Marcus Last Call Studio の2店。それぞれ高級デパート Saks Fifth Avenue と Neiman Marcus のアウトレットです。
 こういうところには、高級な商品ばかりセール価格で売場に並んでいると想像しがちかも。でもその期待にはあまり応えられそうにありません。なぜなら両店で扱っているのは Calvin Klein、BCBG、Diane Von Furstenberg、Michael Kors、Theory など。もちろんほかにも多数のブランドを販売しており、どれもたしかに高価格帯の商品ですが、必ずしも高級ブランドではありません。
 しかし高級ブランドがほとんど無いのかというと、そういうわけでもなく、期待に沿うようなものが見つかることもあります。宝探し的な気持ちでショッピングを楽しんでください。なお取り扱いブランドはよく変わり、前述のものも、いつもあるとは限りません。

プレミアム・アウトレット・ノース  Saks Fifth Avenue OFF 5TH はモール内唯一の2階建て。1階が女性用の服、アクセサリー、男性・女性用バッグとスーツケース、2階が男性用の服と男性・女性用シューズ。
 70%オフのポスターがウィンドーに踊り、店内にはショッピングカートが置かれているなど、まるでディスカウントストアーのようなところも。
 とはいえ、さすが高級デパート系列、オープン当日には PRADA のバッグや VERSUS のメンズスーツがありました。
プレミアム・アウトレット・ノース  靴はサイズが豊富で男性用が7 (日本サイズの25に相当) から 13 (同31)、女性用は5 (22.5) から 10 (27.5)。
 アウトレットやディスカウントストアーで小さいサイズを探すのは大変なので、そういう人はここをのぞいてみる価値がありそう。ちなみに、女性用ではサイズ6 (23.5)以上はどこの店でも選択肢が多いです。
 Neiman Marcus Last Call Studio は女性用が全体の3分の2、男性用が3分の1という割合。バッグ、シューズは女性用のみ。こちらでも VERSUS のバッグを見つけることができました。

プレミアム・アウトレット・ノース  アウトレットでおみやげを買いたいという人は、Vera Bradley を見てみるといいかもしれません。花がらやペイズリー模様がカラフルな、キルティングでできているバッグの店です。
 ラスベガスなど西海岸での存在感はまだ薄いけれど、東海岸や五大湖地方そしてテキサス州などでは絶大な人気を誇っているそう。日本にも進出済み。
 商品はほとんどのバッグが 100ドル以下、ポーチは 30ドルで、そこから 50%引きに。ポーチはたいへん軽いつくりです。そのほか付箋やメモなどのステーショナリーにかわいいものも。

プレミアム・アウトレット・ノース  プレミアム・アウトレット・ノース初のフルサービスのレストラン The Cheesecake Factory も開業。フード関係が充実しているとは言い難いなかで (これまで飲食関連はファーストフード店やバフェだけ)、チョイスがひとつでも増えることは利用者にとってうれしい限りです。
 営業時間はモールの時間とは異なり、月・火・水・木は午前11時〜午後11時、金・土は午前11時〜午前0時30分、日が午前10時〜午後11時。夜遅くまであいているので、買いものが終ってからゆっくり食事をとることができるようになりました。また、モール内でここだけがお酒を提供していることも見逃せません。買いものをする家族をバーでビールを飲みながら待つということも可能です。
プレミアム・アウトレット・ノース  メニューは250種類以上もあり、ほとんどのものが20ドル以下というお手頃価格、もちろん量はアメリカンサイズ。店名にもなっている名物のチーズケーキの種類は30以上。テイクアウトもできるので、店内のショーケースがあるところに直接出向きオーダーをしてください。
 この店に限らずランチ時は大変混雑し、フードコートなどでは席をとるのに苦労しますが、どこも午後3時以降は空いてきます。

プレミアム・アウトレット・ノース  新設エリアのオープンにあわせ既存のエリアも改装。休憩できるベンチの数を増やし、日かげになるような棚や屋根が設置されました。真夏の暑さをしのげるほどではないものの、今の季節ならこれで十分です。
 またモール南側にあった立体駐車場の横に、780台分のスペースを持つ立体駐車場をもうひとつ建設。駐車場に入るための渋滞はずい分緩和されるようになりました。
 今回の増床でモール内の総テナント数は170以上に。入店やレジ待ちで思わぬ時間をとられることがあるので、滞在時間が短い場合は見るお店の優先順位をつけ、回り方をあらかじめ考えて。フロアマップ等は公式サイトで確認できます。
 また、ラスベガス大全のクーポンセクションに掲載されているクーポンをプリントアウトし、インフォメーションデスク(写真右上) に提出すると、10ドルで販売されている VIP Coupon Book が無料になりますので、ぜひ利用してください。
 インフォメーションデスクは2カ所あり、ひとつは敷地全体の南西端にあるタクシー乗り場付近。高速道路が見えるほうが西になるので、高速道路に向かって左(南)側に進めばすぐにわかるでしょう。もうひとつは Saks Fifth Avenue OFF 5TH の北側 (The Cheesecake Factory側) の壁につくられた窓口です。
 モールの営業時間は日曜日以外が午前10時〜午後9時、日曜日だけ午前10時〜午後8時。

プレミアム・アウトレット・ノース  行きかたは、公営バスなら SDX (写真右) または WAX (週刊ラスベガスニュース 801号に掲載)で。SDX はウィン前のバス停からアウトレットまで、渋滞がなければ30分くらい。
 タクシーはストリップ地区の主要ホテルから、渋滞がなければ約10分から15分程度です。
 アウトレット側のタクシー乗り場は、夕方以降混みあい、乗車するまでに非常に時間がかかる場合があります。ホテルなどに戻る時間に遅れることができない時は、ぎりぎりまで買いものをするのではなく、早めにタクシー乗り場に行き混み具合を確認してみるほうがいいでしょう。
 また、アウトレットからダウンタウンの電飾アーケードへは公営バスがおすすめ。タクシーでは近距離すぎて乗車拒否されることも。

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