週刊ラスベガスニュース バックナンバー   2015年 3月 25日号
ベラージオの植物園、初の 「日本テーマ」 のディスプレイ
Conservatory & Botanical Gardens  3月20日、ベラージオホテルの人気アトラクション 「Conservatory & Botanical Gardens」 (温室植物園) において、日本をテーマにしたディスプレイが公開された。(写真右、クリックで拡大)
 この植物園では1998年の同ホテルの開業以来、花、樹木、小道具などで季節の風物詩を表現したディスプレイが 2〜3ヶ月ごとに入れ替わる形で公開されることになっており、これまでに通算80回を超える展示がなされてきたが、日本をテーマにしたのは今回が初めて。
 ちなみに、つい先日まで展示されていたチャイニーズ・ニューイヤー(旧正月) の干支をテーマにしたディスプレイは毎年公開されている。

Conservatory & Botanical Gardens  今回の展示は桜の季節に合わせてのものだが、桜一色というわけではない。
 梅や桃らしきものや(造花もあり)、ヒヤシンス、スイセン、チューリップなど、冬から春にかけての花がところ狭しと咲き乱れており、その眩しいほどカラフルなさまはなんともすがすがしく心地よい。
 植物以外にも金閣寺や茶室、花でかたどった鶴や亀、さらには錦鯉が泳ぐ池や日本庭園など、日本らしさを実にうまく表現しており、過去にここで展示されてきた数々の名作に勝るとも劣らない傑作といってよいのではないか。

Conservatory & Botanical Gardens  そして今回の作品は目を楽しませるビジュアル的な演出だけにとどまらないところがまたすごい。夕刻の4時半から6時までという時間限定ではあるが、尺八などのライブ演奏でこの空間全体を和の雰囲気に包み込むという工夫もなされており、耳でも日本を体感できるようになっている。
 実際に、日本に行ったことはないであろう見学者の多くも、目と耳で日本のわびさびのようなものを感じ取り、それに酔いしれているように見えるが、気のせいだろうか。

Conservatory & Botanical Gardens  右の写真はベガス在住の演奏家、ラスティンさんとエツコさんによる共演で(このコンビは金、土、日だけ出演)、22日の取材時には「荒城の月」、「浜辺の歌」、「さくらさくら」、「ずいずいずっころばし」、「夕焼け小焼け」 といった伝統的な曲から、「上を向いて歩こう」、「いい日旅立ち」、さらには「世界に一つだけの花」といった比較的新しい曲まで、数々の日本の名曲を披露してくれた。

Conservatory & Botanical Gardens  日本からの一般観光客にとって、わざわざラスベガスで日本を体感することにどれほどの意義や感動があるかわからないが、大多数の人が宿泊する場所から徒歩でアクセス可能であるばかりか入場料も無料なので、時間が許す限りぜひ立ち寄ってみるとよいだろう。
 行き方は、ベラージオホテルの正面玄関から館内に入ってフロントロビーを通り抜けてすぐ目の前。メンテナンスなどで閉鎖されていない限り 24時間オープン。展示期間は 5月11日まで。

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