週刊ラスベガスニュース バックナンバー   2014年 06月 11日号
ワールドカップ、コートジボワール戦などに賭けてみよう!
スポーツブック  いよいよ今週からサッカー・ワールドカップ、ブラジル大会。ありとあらゆるスポーツを賭けの対象としてしまうここラスベガスでは、もちろんこのワールドカップも例外ではなく、さまざまな方式の賭けが用意されている。
 そこで今回、数ある賭けの中から、優勝チームを当てる賭けと、14日のコートジボワール戦など日本チームに関する試合の直近の払い戻し倍率を調べてみた。
(右の写真は、LVHのカジノにおける倍率の電光掲示)

 まずは優勝チーム。以下が現時点におけるカジノ系列ごとの、優勝チームを当てる賭けの払い戻し倍率だ。
 調査対象としたカジノ系列は、ラスベガスに多数の大型カジノホテルを持つ MGM 社 と Caesars 社、そして複数のカジノホテルでスポーツブックを運営する Cantor 社、スポーツブックの大御所LVH (旧 ラスベガスヒルトン)、単独で運営している Wynn、さらに地元民向けカジノの Station 社の以上6系列。
(これら数値は、そのチームに賭ける者が増えれば倍率は下がり、減れば上がるので、常に変化する可能性あり)

↓ チーム  カジノ系列 → MGM CAE CAN LVH WYN STN
 ブラジル 21.82.252.522
 クロアチア 100100125150125125
 メキシコ 30405010085125
 カメルーン 4004002751000250300
 スペイン 666.5665
 オランダ 121220251520
 チリ 304545506040
 オーストラリア 400500F 1501000750250
 コロンビア 152030301822
 ギリシャ 8012080250200125
 コートジボアール 125150100150100100
 日本 100100100150100100
 ウルグアイ 62017252512
 コスタリカ 150300F 1501000600500
 イングランド 222533302424
 イタリア 61016201218
 スイス 1001008010010075
 エクアドル 175125100150125100
 フランス 82525201820
 ホンジュラス 250500F 15010001000500
 アルゼンチン 444.5443
 ボスニアヘルツェコビナ 250175150150225100
 イラン 500400F 1501000750900
 ナイジェリア 200250150250175200
 ドイツ 3.543534
 ポルトガル 121625252822
 ガーナ 150125150150125125
 アメリカ 50454010050100
 ベルギー 81215201012
 アルジェリア 500500F 15020001000500
 ロシア 1506575808565
 韓国 150300150300200150
( F は field。つまり単独の国ではなく "その他の国々" として賭けることになる)

MGM: MGM 系列 (MGM、Aria、Mirage、Bellagio、NYNY、Mandalay Bay、Luxor など)
CAE: Caesars 系列 (Caesars Palace、Paris、Bally's、Flamingo、Harrah's、Rio など)
CAN: Cosmopolitan、Venetian、 Tropicana、 Palms、 Hard Rock、M Resort、
LVH: LVH
WYN: Wynn
STN: Station 系列 (Red Rock、Green Valley、Sunset、Texas、Palace、Boulder など)

 この表から、各カジノによってかなりバラツキがあることがわかる。日本チームに賭ける場合、とりあえず現時点では LVH が一番お得ということになるわけだが、ちなみに野球、アメリカンフットボール、ボクシングなどの賭けにおいてこれほどカジノ間で大きく数値が異なることはまずない。もしこれほど異なったら、有利なカジノに顧客が集中し、結局倍率は似たような数値に収束してしまうからだ。
 したがって、この大きなバラツキの存在は、ラスベガスにおけるサッカーに対する賭けの市場サイズが、他のスポーツと比べていかに小さいかを物語っていると同時に、各チームの実際の実力からかなりかけ離れた倍率 (良いほうにも悪いほうにも) が存在していることも意味している。
 つまり、アメリカ人の 「サッカー無関心ぶり」 が改めて確認された格好だが、そのことはラスベガスを訪れる日本のサッカーファンにとっては決して悪いことではない。いわゆる 「おいしい賭け」 が存在している可能性が高いからだ。

スポーツブック  そのような金銭的な損得はともかく、好きなチームに賭けてから試合観戦をすると興奮度がぜんぜんちがってくるので、スロットマシンやルーレットなど、いつもありきたりのゲームばかりをやっている人は、ぜひこれを機会にスポーツの賭けにも挑戦してみるとよいだろう。
 といっても、今ラスベガスを訪れている一般の日本人観光客が賭けてみたところで、優勝チームが決まるまで滞在しているわけもなく、的中投票券を日本から郵送することによる払い戻し請求も可能ではあるものの、カジノ側から送られてくる小切手の換金手数料などのことを考えると、優勝チーム当ては現実的ではない。
 そこでおすすめなのが、個別の試合に対する賭けだ。滞在期間中に行われる試合を選べば、郵送することなく払い戻しを受けることができる。
 とりあえず現時点では予選リーグの1試合目 (日本チームの場合、コートジボワール戦) の配当倍率がすでに各カジノから発表されているので、それを以下に示してみた。
(スポーツブックに関する一般知識や、払い戻し倍率の表記における [+]、[-] の意味などに関しては、この週刊ラスベガスニュースのバックナンバー 899号に掲載)

日本 対 コートジボワール 戦 (6月14日 ブラジル時間)
↓ 試合予想  カジノ系列 → MGM CAE CAN LVH WYN STN
 日本が勝つ なし+100+105+105なし-105
 コートジボワールが勝つ なし-120-125-125なし-125
 (引き分けを除外した賭け。引き分けた場合は払い戻し。MGM と Wynn は不参加)

日本 対 コートジボワール 戦 (6月14日 ブラジル時間)
↓ 試合予想  カジノ系列 → MGM CAE CAN LVH WYN STN
 日本が勝つ +180+180+185+190+160+160
 コートジボワールが勝つ +150+150+160+160+140+140
 引き分け +210+220+210+210+190+200
 (引き分けも賭けの対象とした場合の倍率)

 これら数字を見る限り、日本のほうが弱いチーム、つまり評価が低いことがわかる。日本人としてはおもしろくない数字だが、逆に考えれば配当倍率が高いわけで、ありがたいことと言えなくもない。

 その他に、以下のような賭けもある。ただしこれらの賭けは、結果が出るまでに日数を要する可能性があるので、一般観光客には不向きかもしれない。

予選リーグにおいて グループC を勝ち点トップで通過するチームは?
↓ 結果予想  カジノ系列 → MGM CAE CAN LVH WYN STN
 日本が勝ち点トップで通過 なし+350+400+375+350+400
 コートジボワールが ‥ なし+450+300+350+380+350
 コロンビアが ‥ なし-150-125-125-180-140
 ギリシャが ‥ なし+1000+650+700+800+700
 (勝ち点トップが2チーム存在した場合は払い戻し)

予選リーグにおける3試合の日本チームの合計ゴール数は?
↓ 結果予想  カジノ系列 → MGM CAE CAN LVH WYN STN
 4点以上 (4点を含む) なしなし-110-110なしなし
 3点以下 (3点を含む) なしなし-110-110なしなし


日本チームは予選リーグを勝ち抜き、ベスト16 に進めるか?
↓ 結果予想  カジノ系列 → MGM CAE CAN LVH WYN STN
 ベスト16 に進める なしなし+105+110なしなし
 ベスト16 に進めない なしなし-125-130なしなし

 各カジノは、日本チームが予選で敗退する可能性のほうが高いと見ているようだが、はたして結果はいかに…。




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