週刊ラスベガスニュース バックナンバー   2014年 04月 16日号
ダルビッシュ、マー君、黒田、 スポーツブックで応援してみよう!
スポーツブック  カジノリゾートを訪問してギャンブルを楽しまないのは、ハワイに行ってビーチに出ないようなもの。
 そしてここラスベガスでは、スロットマシン、ルーレット、ブラックジャックなどと並び、スポーツの試合にもお金を賭けることができる。
 今週は、スポーツへの賭け、とりわけ日本人選手が活躍している大リーグの試合に対する特殊な賭け方 (9回の裏までの試合結果ではなく、投手名指定で、その応援している先発投手の勝敗がほぼ決まる5回の裏までの賭け) への参加方法や、その魅力について説明してみたい。(右上および右下の写真はスポーツブック内の様子。クリックで拡大表示)

スポーツブック  スポーツへの賭けはカジノ内の 「スポーツブック」 というセクションでおこなうことになる。配当倍率や勝敗結果などを示す電光掲示と、試合を実況する大小さまざまなテレビがところ狭しと並んでいる場所だ。もちろんだれでも自由に入ることができる。(ただし 21歳未満の未成年者の入場は不可)
 本題に入る前の雑談になってしまうが、アメリカにおいて、カジノが合法化されている州は数あれど、スポーツへの賭けを本格的に楽しめるようになっている州は、ここラスベガスがあるネバダ州以外にはほとんど無いに等しい。デラウエア州、モンタナ州、オレゴン州、ニュージャージー州でもスポーツブックを部分解禁しているが、それらの州では個々のカジノの規模が非常に小さかったり、運営形態やスポーツの種類に多くの制限があるなど、ラスベガス型の広範囲かつ大規模なスポーツブックが存在しているわけではない。
 ちなみにニューヨークに近いカジノ都市として有名なアトランティックシティーでさえも、昨年からやっと 「オンラインでの賭けだけOK」 との条件付きで認められるようになったばかりで、本格的なスポーツブックに対する法整備はまだこれからだ。

スポーツブック  つまりカジノが合法化されている州でも、「子供たちが憧れるスポーツをギャンブルの対象にするのはいかがなものか」 といった感情論や、八百長試合を懸念する声などの慎重論が根強く、ネバダ州以外では本格的なスポーツブックの解禁には至っていないのが現状だ。(右の写真は、昨年ダルビッシュと黒田が対決したときのラスベガスのスポーツブックでの実際の賭率)
 たしかにスポーツに対する賭けは、ランダムにシャッフルされたトランプのカードやサイコロなど、人知の及ばぬ運だけで結果が決まる一般のカジノゲームとは事情が大きく異なり、選手や監督や審判といった人間の行為によって結果が決まるわけで、八百長問題ばかりか、天候や選手の体調など数学的な計算では決められない要素が多く、配当倍率の合理性や期待値を客観的に実証しにくいといった問題が少なくない。
(スーパーボウルなど大きなイベントの場合、投じられる金額も大きくなるため市場原理による収束で配当倍率が決まるが、小さなイベントや無名の選手が対象となっている賭けの場合、配当倍率はスポーツブック側の独断で決められた数値がそのまま固定化されてしまいがちだ。右下の写真は、先週終了したゴルフのマスターズの勝者を当てる賭けの数値だが、松山の倍率は、結局このカジノが最初に決めた60倍で最後まで変動することはなかった。出現率などから正確に算出されるルーレットなどの配当倍率には客観的な合理性があるが、この60倍にはそういったものがない。もちろん 60倍が気に入らなければ買わなければいいだけのことで、公平性に欠けるというわけではない)

スポーツブック  そのようなスポーツブックをネバダ州は認めているばかりか、大学バスケットボールなどアマチュアの試合までも賭けの対象にしているところがなんともすごいというか、かなりの放任主義で (高額の年俸をもらっているプロ選手とは異なり、学生選手などは反社会勢力から持ち込まれる八百長の話の誘惑に負けやすいとされ、ラスベガスでもアマチュアの試合を賭けの対象とすることには批判的な意見がある)、良い悪いは別にして、ラスベガスは極めて特殊なギャンブル環境にあるといってよい。日本でもカジノ解禁論が注目されているが、スポーツが対象となることはまずないだろう。
 それほど貴重な存在のラスベガスを訪問した際は、ぜひスポーツへの賭けを楽しんでいただきたい。日ごろの自分の生活の中ではできないこと、つまり 「非日常の体験」 が旅の醍醐味とするならば、カジノ体験、特にスポーツブックは他のカジノ都市にはほとんど存在しないだけに最高レベルの希少体験となることは間違いないだろう。(右下の写真は、先週 4月9日にヤンキースの田中がオリオールズ戦に登板した際の賭率)

スポーツブック  さてここからは 「スポーツブック推奨論」っぽくなってしまうが、スポーツへの賭けは散財リスクという意味でも他のカジノゲームとは大きく異る。また、「楽しめる」 という部分においても、その内容や時間は良い意味で異質だ。
 簡単に言ってしまうと、大金を失うリスクが小さく (数学的期待値が高いわけではない)、また小さな賭け金でも大いに盛り上がることができ、そして長時間楽しめる。なぜなら、一度賭けたらあとは試合を観戦するだけで、負けを取り返そうと熱くなり次から次へと大金をつぎ込んでしまうようなタイプの賭けではないからだ。さらに、日ごろのテレビ観戦などからもわかるように、なにも賭けていなくても、ひいきのチームの試合は見ていて楽しいものだが、そこに賭けが絡んでくると、盛り上がりや興奮が何倍にも増幅されることは容易に想像がつくはずだ。
 というわけで、ギャンブルに 「健全」 という言葉は似合わないかもしれないが、スポーツへの賭けは、他のカジノゲームと比べるとかなり健全といってよいだろう。(あくまでも一般観光客などを対象とした話であって、いつでも参加できるベガス市民の中には、連日多くの試合に大金を注ぎ込んでしまうギャンブル中毒症状的な者もいることはいうまでもない)

スポーツブック  そんな 「良いことずくめ」 のスポーツブックだが、これまで長らく日本人観光客にとっては必ずしも便利ではなく、また興味の対象とはなりにくい存在だった。なぜなら、賭けたくなるような試合が少なく、また逆に賭けたい試合の場合は勝敗結果が出るまでに何週間も何ヶ月も時間を要することが多く、的中しても滞在期間中に払い戻し金を受け取れないといった不便があったからだ。(右は 2010年ワールドカップ・サッカーの際の賭率)
 たとえば、好きな選手が出ていない試合に賭けても楽しくないし、好きなチームの試合がないからといって無関心のチームに賭けても盛り上がらない。結局、賭けたい対象は、好きなチームのワールドシリーズ優勝や、サッカー日本代表チームのワールドカップ優勝などを当てる賭けで、それらは何ヶ月も先の結果に対するものであり、的中しても日本からチケットをカジノ側に郵送して小切手を送ってもらうしかないなど現実的ではなかった。また、スーパーボウルやボクシングのタイトルマッチなどの場合は、試合そのものが滞在期間と一致する可能性が少ないという問題があった。

スポーツブック  しかし今年はちがう。賭けたくなるような試合があり、またその日のうちに結果が出るので、的中すればその場で受け取ることができる。
 理由は、安定した先発投手の存在だ。ダルビッシュ、田中、黒田の3人はローテーションが安定しているため、ラスベガス滞在中にこの3人のだれかが投げる試合に遭遇できる可能性は非常に高い。さらにこの3人に加え、故障中の岩隈の復帰、そして二軍落ちに甘んじている松坂のメジャー昇格が実現すれば日本人の先発投手は5人となり、ほぼ毎日、日本人投手の試合に賭けられることになる。(右上の写真内において、オリオールズの数値が2枚上の写真内のものと少し違っているのは、スポーツブックを運営しているカジノが異なるため)
 なお上原の活躍もすばらしいが、残念ながら抑えの投手の場合、賭ける前には出番があるかどうかわからない。また青木やイチローなど打者は出場頻度が高くなるので、そのファンにとっては応援の機会も増えるだろうが、その打者の活躍と勝敗は直結しにくく、「応援していた選手はホームランを打ってくれたが、試合には負けて賭けも失敗」 ということはよくある話だ。それだとスポーツブックでテレビ観戦していても盛り上がりにくい。やはり応援している選手が先発で投げる試合が一番盛り上がれることまちがいなしで、賭けとしても楽しい。
 そのように書くと、「先発投手が活躍してくれても、後続の投手が打たれて試合には負けることがある」 という指摘もあるだろう。たしかにその心配はある。が、秘策があるので心配無用だ。
 それは、5回の裏までの時点の得点を対象とした賭け方で、その方法で賭ければ、その投手の勝敗とギャンブルの勝敗はほぼ連動する。また、先発ピッチャー指定の賭け方もある。つまり、「田中が投げないなら賭けは不成立で払い戻し」 という賭け方だ。
 なぜそんな賭け方が存在するのか。それは、応援している選手の活躍のほうが、試合結果よりも関心が高いというファンが少なからずいるからだ。たとえば、イチローがホームランやヒットをたくさん打ってくれればヤンキースが負けてもいいという日本人ファンが多いのと同様、応援している先発ピッチャーが好投してくれれば、その後のピッチャーのことなどどうでもいい、という野球ファンがいる。(後続が打たれれば先発ピッチャーの勝利投手の権利もなくなってしまうが)
 そのようなわけで、日本人ピッチャーを応援している野球ファンにとっては、5回の裏までのスコアに賭ける方法や、先発ピッチャー指定を知っておくと便利だし、それがおすすめだ。以下に通常の賭け (その試合結果に賭ける) と合わせてその参加方法について説明したい。

スポーツブック  まずはごく普通に、どちらのチームが勝つかの通常の賭けについて。
 野球の試合への賭けは、それ自体は非常に簡単だが、初めての人にとっては払い戻し倍率などの表記がわかりにくいかもしれない。(右の写真は少々古いが、2009年のワールド・ベースボール・クラシックにおける日本対韓国戦の賭率)
 一般的にゴルフの試合やワールドカップサッカーなどの勝者を当てる賭けの場合、3倍、5倍といった倍率で表示され、またフットボールやバスケットボールの場合、得点のハンデの元でどちらが勝つかを当てるだけなのでわかりやすい (他の賭け方も存在するが)。
 しかし野球の場合、得点差が少ないスポーツということもあり、伝統的に得点によるハンデではなく、払い戻し倍率の差でハンデを設定するわけだが、「ヤンキースに賭けて的中すると 1.6倍、レンジャーズは 2.3倍」 といったわかりやすい表記ではなく、上の写真の 「韓国 +120、日本 -140、」 のように賭け金の増減で払い戻し倍率を表示する習慣があり (マネーラインと呼ばれている)、これがなんともわかりづらく、初心者にとって取っ付きにくいものにしてしまっている。以下、その数値の読み方や賭け方の基本ルールを書いてみたので参考にしていただきたい。

スポーツブック  まずは用語の説明から。スポーツブックの現場の表示において直接目にする機会はそれほど多くないが、基本概念として非常に重要なのでしっかり覚えておきたいのが、「フェイバリット」(favorite) と 「アンダードッグ」(underdog)。
 強いと見なされている側、つまり、勝ちそうだと思われているチームや選手がフェイバリット、逆がアンダードッグだ。
 そしてスポーツブックの現場では、フェイバリットをマイナスの印で、そしてアンダードッグをプラスの印で表すことになっている。このプラスやマイナスには、数量の大小など、数学的な記号としての意味はまったくない。単なる印だと考えればよい。
 したがって右上の写真(4月9日の試合)の例では、田中が先発するヤンキースがフェイバリットで、オリオールズがアンダードッグということになる。(田中が高く評価されていることは日本人として喜ばしい)
 その下の段にリストされているエンゼルス 対 マリナーズのように、どちらもマイナスになっている試合は、両チームの戦力が互角に近いと理解すればよい。
 さて次に、その記号のあとに続く数字についてだが、プラスの記号が付いた弱いとされるアンダードッグチームの数値は、「100ドルを賭けて的中すると (そのチームが試合に勝つと)、その金額を受け取ることができる」 ということを意味する。言い換えれば、「100ドルを賭けて勝った場合の利益の額」 ということになり、上の写真の例ではオリオールズに 100ドル賭けて実際にオリオールズが試合に勝った場合、145ドルを受け取れる。つまり賭け金も含めれば 245ドル払い戻されることになる。
 では、-165 の田中のヤンキースに 100ドル賭けて的中すると 165ドル増えて 265ドル受け取れるのか…。そんなはずはない。勝ちそうなチームのほうが払い戻し倍率が高いわけがなく、フェイバリット側の数字の読み方はまったく異なる。
 マイナス記号に続く数値は、「100ドル勝ちたかったらその金額を賭けなさい」 という意味だ。つまりこの右上の写真の例では、ヤンキースに 165ドル賭けて的中した場合、100ドルの利益と 165ドルの元金、合わせて 265ドル受け取れることになる。倍率的にはかなり悪い賭けだが、それだけ田中の評価が高いということで、彼のファンとしては喜ばしいことだろう。
 参考までに、マイナスで表示されるフェイバリットの数値の絶対値 A から、一般的な表記の払い戻し倍率 B を求める計算式は、 B = (100 / A)+ 1 で、今回のこの田中のヤンキースは 1.606倍ということになる。なおアンダードッグの数値の場合は倍率そのままなので計算式で換算するまでもない。

スポーツブック  以上で通常の賭け方、つまり勝つチームを当てる賭けの際の配当倍率などの数字の意味はわかっていただけたと思う。
 (ちなみに右は、先週 4月11日のダルビッシュが登板した試合に対する賭率。相手チームがすごく弱いのかもしれないが、この数値だけを見る限り、田中よりもはるかに高く 「フェイバリット」 として評価されていることがうかがえる)
 さて倍率の読み方がわかったら、あとは実際の賭け、つまりチケット購入だが、むずかしいことは何もない。スポーツブックの窓口に出向き、賭け金の額とチーム名を告げるだけだ。その場でチケット (日本の競馬などで言うところの投票券) を発行してもらえる。
 英語が苦手でもためらう必要はない。賭け金はその金額ピッタリのドル紙幣を用意して差し出せばわかってもらえるし、チーム名は整理番号で告げてもいいので簡単だ。
 ちなみにその整理番号は、チーム名、先発投手名、倍率などが示されている行の一番左端に示されているのが普通で、右上の写真の例ではレンジャーズに賭けたい場合、赤い数字の 968 がその番号に相当する。したがって、「ナイン、シックス、エイト」 もしくは 「ナインシックスティーエイト」 などと言いながら、240ドルを差し出せばすべて完了だ。それすら言うのが嫌ならば、紙切れに 「$240 on 968」 とでも書いて手渡せばよい。
 なお最低賭金は、多くのカジノで 10ドルとなっているので、240ドルも賭ける必要はまったくない。ただ、中途半端な数字になってもスッキリしないし、的中した場合、半端が切り捨てられてももったいないので、この例でレンジャーズに賭けるとしたら 24ドルの倍数の金額で賭けるようにするとよいだろう。実際に先週4月11日のレンジャースに 240ドルを賭けてみたチケットの現物が右下の写真だ。

スポーツブック  さて、その 4月11日の試合では予定通りダルビッシュが登板してくれたので特に問題はなかったが、こんなことも可能性としては起こりえる。
 たとえば、「ダルビッシュが投げるならば」 という思いで賭けたあと、試合直前の練習でなどで肩を痛めて彼が投げないことになった、という突然の先発ピッチャーの変更だ。それだと応援のために賭けた意味が無い。
 また同様に、応援している選手ではなくても、最強のピッチャーが投げるということで、払い戻し倍率が低いにも関わらず大金を賭けたりしたあと、そのピッチャーが投げずに弱いピッチャーが代わりに登板ということもあり得るだろう。その場合、試合に勝つ確率が激減してしまうので本当に困る。そんなことは絶対に避けたい。
 でも心配する必要はない。そういった理不尽な不便を避けるために、前述の 「先発ピッチャー指定」 という条件付きの賭け方が存在している。つまり、「ダルビッシュが先発登板する」 という前提での投票だ。ダルビッシュが登板しなければ、賭けは不成立となり、そのまま払い戻される。
 ちなみにピッチャー指定を選んでも配当倍率が変わることは原則としてほとんどない。なぜなら、そもそも掲示されている倍率は、そのピッチャーが投げることを想定しての数値だからだ。
 ということで、もしレンジャーズやヤンキースなどチームを応援しているのではなくてダルビッシュや田中や黒田を応援して賭けるのであれば、ピッチャー指定を選ぶべきだろう。その場合、窓口で 「I bet on Darvish, please put his name on the ticket」 などと言えばわかってもらえる。
 なお、このピッチャー指定は、相手チームのピッチャーに関しても指定できるので、そのようにしても何ら問題ないが、一般論としてはあまりおすすめしない。
 なぜなら、せっかくダルビッシュが投げてレンジャーズが勝ったにもかかわらず、相手の予告先発投手が故障で登板しなかった場合、賭けが成立しないのは残念だということもさることながら (もちろん逆にレンジャーズが負けて、賭けが成立せずに救われることもあり得るが)、予告先発が登板できないケースでは、緊急でリリーフ投手などを先発させたり、準備不足の翌日の投手を繰り上げ登板させたりすることになりやすく、往々にして戦力が落ちるのが普通だからだ。相手チームの戦力低下の可能性を、賭けから排除する理由などどこにもないだろう。

スポーツブック  応援するピッチャーに賭けて、はがゆい思いをする状況は他にもある。こんどは先発しなかったという話ではない。
 予定通りきちんと先発し、相手チームを完全に抑えたにもかかわらず、途中からベンチに引っ込み、後続のリリーフ投手陣が打ち込まれて逆転負け、というケースだ。
 肩を痛めて次回の登板に悪影響が出たりしないよう、好投しているピッチャーでも9回まで完投させずに 100球前後で交代させてしまうことが多い大リーグでは、日本と比べて完投が少なく、そのような逆転負けはしばしばあるわけだが、ひいきの先発投手を応援して賭けた者にとってはたまったものではない。
 スポーツブックでは、そのような事態を避けるオプションもちゃんと用意されている。それこそが先にも触れた 「5回の裏を終わった時点でどっちのチームがリードしているか」 を当てる賭けだ。これならば、好投しているピッチャーが5回を投げ切らずに交代することはまずありえないので、はがゆい思いをすることはない。

スポーツブック  この条件で賭ける場合の投票方法は、通常の賭けと同様、チーム名もしくは整理番号そして金額を告げたあと、「I bet on 1st 5 full innings」 (賭けるのは最初の5イニングの裏まで) などと申し出ればわかってもらえる。
 配当倍率は、原則として 9イニングの場合とほとんど差がないのが普通で、あったとしてもごくわずかだ。
 なおこの場合の整理番号は、9イニングまでの通常の賭けとは異なる番号が用意されているカジノもあるが、同じ番号を共用しているカジノが少なくない。したがって黙って整理番号だけを告げると 9イニングまでにされてしまうので、必ず口頭で 5イニングであることを伝える必要がある。
 少々写真は古くなるが (一昨年のマリナーズ戦のもの)、そのような条件、つまり 「5回の裏まで」 で、なおかつ 「ダルビッシュ限定」 にして実際にレンジャーズに賭けたチケットの現物が右上の写真だ。イニングの条件やダルビッシュの名前がちゃんと記載されていることがうかがえる。

スポーツブック  さて最後に、すべての賭けに対していえることだが、チケット購入後、記載されている内容に間違いがあった場合は、窓口を離れる前に訂正を申し出なければならないので、その場でしっかり確認するようにしたい。
 確認が済んだら、あとは現場でテレビ観戦を楽しむだけだ。結果が出たらすぐに窓口で換金可能。換金はチケットを差し出すだけで、なんの会話の必要もない。
 ちなみに右上の写真は、本日 4月15日に田中が先発することになっていたヤンキーズ対カブス戦の電光掲示だ。あいにく 「Postponed due to rain」(雨天延期) になってしまったが、試合が行われていれば堂々の -200 のフェイバリットだった。明日の試合結果がどうなるかわからないが、とりあえずこの数値は非常に立派で、日本人としてとっても誇らしい。ダルビッシュ、黒田ともども、故障することなくシーズンを通して活躍してくれることを祈りたい。



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