週刊ラスベガスニュース バックナンバー   2013年 06月 12日号
イヌ、ネコのコメディーショー 「POPOVICH」 が復活公演
POPVICH、ポポビッチ  先月末から、プラネットハリウッド・ホテルに隣接するショッピングモール 「ミラクルマイル」 内にある 「Vシアター」 で、動物を使ったコミカルなショー 「POPOVICH Comedy Pet Theater」 が始まった。数年前にも同じ場所で開催されていたことがあるので、復活公演ということになる。
 なお、このショーの開演時刻は 2:30pm なので、「ナイトショー」 と呼ぶべきではなく、正しくは 「アフタヌーンショー」 だ。

POPVICH、ポポビッチ  ベガスで動物を使ったショーといえば、すぐに思いつくのがトラやヒョウ。
 しかしこのショーではそんな大きな動物は登場しない。基本的にはイヌとネコが中心だ。
 とはいっても、前回の公演よりも動物の顔ぶれが増えており、アヒル、オウム、ハト、そして驚くことなかれ、ネコをたくさん使うこのショーにおいてネズミ (ハムスターのようにも見える) も登場する。ほんの一瞬の登場ではあるが、意外性は抜群で、会場内は驚きと笑いの声で包まれる。

POPVICH、ポポビッチ  では、これら動物がどのようなことをやるのか。簡単にいってしまえば、綱渡りや縄跳びなど曲芸のたぐい、そして電車ごっこ、消防隊ごっこなどのお遊びだ。大したショーではないようにも思えるが、これが実におもしろい。
 さらに動物に負けず劣らずおもしろいのが、ピエロのようなキャラクターをウリにしている主役のポポビッチ氏自身で、彼はコメディアンであると同時に、世界的なジャグラーでもあるから、すごい才能の持ち主だ。
 ちなみに彼はボリショイサーカスの一員として日本でも演じたことがあり、また、ラスベガスのサーカスサーカスホテルでも無料ショーに毎日何度も出演していたなど、経歴的にはジャグラーとしての経験が長い。

POPVICH、ポポビッチ  そんな本格的なジャグラーが、とぼけたキャラクターのままで難易度の高い大わざを繰り広げる場面は必見で、また、動物を使った演技とそのジャグリングの間合いの取り方なども非常にうまい。
 そして、ピエロに扮したそのおかしな彼の表情に対して、まったく笑いもせずに (というか笑えない) まじめに応じるイヌやネコの様子が、まるで日本の漫才のボケとツッコミのようで、そのなんとも言えない滑稽なやり取りこそがこのショーの見どころといってよいのではないか。

POPVICH、ポポビッチ  子供はもちろんのこと、おとなも楽しめるファミリー向けのショーなので、夏休みなどにベガス訪問を計画している子連れ家族にはぜひ観ていただきたいショーの一つだ。
 なお座席は指定席ではないので案内制ということになるが、案内された場所に絶対に座らなければならないという雰囲気でもないので、気に入らない席でだった場合は、勝手に移動してみるべきだろう。たぶん何も言われないはずだ。
 開演日時は日曜日を除く毎日 2:30pm。夜のショーではないので子供にとっては負担が少ない。正味時間もちょうど 70分と短めだ。
 チケットは劇場前で購入可能。料金は $34.99 + 税金 + 手数料。12歳以下の子供は約半額になる。



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