週刊ラスベガスニュース バックナンバー   2013年 02月 20日号
WBC の優勝チームを当てる賭け、日米とドミニカが本命
スポーツブック  野球のワールド・ベースボール・クラシック(WBC) の優勝チームを当てる賭けの配当倍率が、各カジノから出そろった。
 MGM系列のカジノ、Caesars系列のカジノ、そしてスポーツブックの運営請負会社 Cantor社に運営を委託している各カジノ、さらにスポーツブックの権威とされる LVH のカジノにおける 2月19日時点の配当倍率を以下に示してみた。
 これら数値を見る限り、日本、アメリカ、ドミニカがほぼ互角で本命、ということがわかる。なお、Wynn は今回の WBC に参加していない。
(右上の写真は、Cantor 社が運営する Venetian ホテル内のスポーツブック)

MGM: MGM 系列のカジノ (MGM Grand、Bellagio、Mirage、Aria、Luxor、Monte Carlo など)
CAE: Caesars 系列のカジノ (Caesars Palace、Paris、Bally's、Flamingo、Rio など)
CTR: Cantor 社に委託しているカジノ (Venetian、Plazzo、Cosmopolitan、Tropicana など)
LVH: LVH  (旧 Las Vegas Hilton)

↓ チーム      カジノ → MGM CAE CTR LVH
 アメリカ 2.52.02.52.75
 ドミニカ 2.52.02.52.75
 日本 3.52.52.23.0
 ベネズエラ 3.57.06.07.0
 韓国 6.07.07.08.0
 キューバ 129.01312
 台湾 18151820
 カナダ 22122225
 プエルトリコ 25182225
 メキシコ 25182225
 オランダ 30F-25F-2250
 イタリア 40F-25F-22200
 オーストラリア 50F-25F-2260
 スペイン 60F-25F-22300
 中国 75F-25F-2250
 ブラジル 80F-25F-22150
( F は Field、つまり 「その他おおぜい」 の意味で、個別のチームに賭けるのではなく、この6チームのどれかが優勝すれば的中になり、F-25 はそのオッズが25倍という意味)

 日本でも報道されている通り、アメリカでのWBC人気は今ひとつで、存在自体を知らない人も多い。結果的に他のスポーツに比べ、カジノでWBCに賭ける人は少ないようだ。
 それは上記の数値からも読み取れる。なぜなら、もし多くの人が賭けているのであれば、配当倍率が有利なカジノを探し求めて投票する人の行動がすぐに反映され、どこのカジノも同じようなオッズに収束するはずだが、実際にはそうなっていない。
 たとえばベネズエラの配当倍率は、MGM系と Caesars系で倍の開きがあり、これは広範囲にまんべんなく大きな金が投じられていないことを物語っている。
 このような状況下では、もし今後だれかが大きく賭けると、それに合わせて配当倍率も大きく動く可能性があるので注意が必要だ。つまり、「日本に賭けるなら MGM系が有利だ」 と思い込み現場へ行ってみると、そうではなくなっていることもありえる。実際に賭ける際には、オッズ用紙に印刷されている倍率をそのまま信じるのではなく、窓口でそのつど確認するようにしたい。



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