週刊ラスベガスニュース バックナンバー   2012年 06月 27日号
コスモポリタンホテルとタウンスクエアで屋外映画会
コスモポリタンホテルで野外映画  夏季限定の屋外映画会が、コスモポリタンホテルとショッピング街タウンスクエアで始まった。
 カジノ、ショッピング、ナイトショー、大自然観光など、とかく慌ただしくなりがちなラスベガスライフ。
 そんな中、たまには夜空の下で映画を楽しみながらゆっくりすごすのも悪くないだろう。
 ちなみにどちらのイベントも入場無料、席の予約などはおこなっていない。(右上の写真は、コスモポリタンホテルのプール施設での屋外映画会の様子。クリックで拡大表示)

コスモポリタンホテルで野外映画  まずはコスモポリタンホテル (写真右) から。こちらは 9月24日までの毎週月曜日、ラスベガス大通りを見渡せるプール施設 「Boulevard Pool」 で開催。
 宿泊客かどうか、プレーヤーズクラブのメンバーかどうかなどは一切関係なし。年齢制限なども特になく、だれでもプール施設に入場でき、映画鑑賞はもちろんのこと、ジャクージ、プールチェア、ベッド、タオルも無料で利用できるという大変ありがたいイベントだ。その上、世界に冠たる目抜き通り 「ザ・ストリップ」 の中心街の夜景も楽しめるという絶好のロケーション。
 なぜ無料なのかわからないほど信じ難い出血大サービスだが、「タダより高いものはない」 などと疑わず、だまされたと思って行ってみるとよいだろう。
 ちなみに衣服に関しても完全に自由で、必ずしも水着を持っていく必要はなく、映画を見るだけならTシャツや短パンでもかまわない。なお、プールに入ることを予定している場合は、着替えるような場所がないので、あらかじめ水着を着用し、その上にTシャツなどを着て行くようにするとよい。

コスモポリタンホテルで野外映画  コスモポリタンといえば、ベガス典型の往年のけばけばしいカジノホテルや派手なテーマホテルとは異なり、都会的な洗練された雰囲気がウリで、この屋外映画の利用客も当然のことながら富裕層のヤングアダルトなどが中心かと思いきや、決してそうではなく、アメリカではすでに夏休みに入っているためか、映画よりもプール目当てと思われる子連れファミリーや (地元民か)、年配者、グループなど幅広い層が利用しているので、自分のゼネレーションなどをあまり気にする必要は無さそうだ。

コスモポリタンホテルで野外映画  上映開始は午後8時だが、開場時間の午後7時頃には会場に着くようにしたい。というのも、このプール施設は映画のためだけに利用されているわけではなく、昼間は宿泊客用のプールとなっているため、その時からの居残り組もそのまま映画を見ることになり、プール周辺の良い席はすぐに満席となってしまうからだ。どこにも座るところが無いということはなさそうだが、良い場所を確保したければ、早く到着しているにこしたことはない。
 ちなみに進入禁止になっているところ以外のチェアやベッドはすべて使うことができる。さらにプール周辺以外にも、やや離れた北側 (ベラージオホテル側) および南側 (シティセンター側) の数段高くなった階段状の場所も利用可能。カバナも開放されているが、残念ながらその内部からは角度的に映画のスクリーンを見ることができない。

コスモポリタンホテルで野外映画  では、どの位置がベストかということになるが、たぶんスクリーンからほどほどの距離にある北側が一番見やすいのではないか。
 南側は、スクリーンに近すぎ首が疲れる。ただ、北側でも階段状の下の方の位置からはライトやヤシの木が視界を妨げ、逆に最上段は見やすい位置ではあるものの、ストリップ大通りの喧騒が気になったりするので要注意。
 また、良い場所を確保できたとしても、ビーチの気分を出すための波の音が常に流れていたり、上映中でもプールに入っている人が水音を立てたりするので、映画館のような静かな環境で鑑賞できるわけではない。
 なお、スクリーンは、それ専用のものが用意されているのではなく、コスモポリタンホテルの敷地内の南東の角に立つ高さ20メートルほどの広告用のマーキーが兼用されている。(右上の写真内の明るく光っている部分がそのマーキー)

コスモポリタンホテルで野外映画  席を確保したら、映画が始まるまでの間、ビール片手に夕涼みといきたいところ。
 オーダーは、わざわざバーまで行く必要はなく、巡回している水着姿のウェイトレスにたのむことができる。値段はビールが8ドル、カクテルが14ドルから。
 本格的な食事というわけにはいかないが、バーの横に設けれらた臨時キッチンではホットドッグ(4ドル)、ソーセージ(7ドル)、映画には欠かせないポップコーン(3ドル)などが売られている。意外にもそのソーセージはプールの食事とバカにできないレベルだったりするが、ナイフ、フォーク、紙ナプキンなどが用意されてないのが残念。

コスモポリタンホテルで野外映画  このプール施設 Boulevard Pool がある位置は東館(ストリップ大通りに近い側の高層ビル) の4階。(写真内に見える建物の屋上がプール施設)
 行き方は、ストリップ大通り側からこのホテルのカジノ内に入り、すぐ目に飛び込んでくるガラス玉のシャンデリアの下にあるエスカレーターを使って4階へ。3階から4階に上がるエスカレーターの前などにホテルのスタッフがいても、「Movie」 と言えば通してもらえる。月曜日だけはだれでも入場可能となっているので、通常行われているルームキーのチェックなどはなく、そのまま中へ。
 タオルの貸し出しの場所は、エスカレーターを上がり施設に入ったところで左側にUターンすればすぐにわかる。係員はいないので自由に持っていってかまわない。
 トイレはバーの横を通り、ゲームやビリヤード台が並ぶエリアを通り過ぎ、左に曲がったところにある。上映予定の映画タイトルは以下のとおり:

 コスモポリタンの上映予定作品
 7月 2日 Spider-Man  8月 6日 My Best Friend's Wedding
9日 Breakfast at Tiffany's13日 Rudy
16日 Batman20日 The Wizard of Oz
23日 Billy Madison27日 Sixteen Candles
30日 The Bourne Identity
9月3日 The Social Network
10日 Sleepless in Seattle
17日 Father of the Bride
24日 The Great Gatsby


コスモポリタンホテルで野外映画  さて次にタウンスクエア。8月23日までの毎週木曜日に芝生の広場で開催されるこの映画会は、夏休み中の子連れファミリーをターゲットとしたイベントと考えてよい。
 もちろん大人だけで来ているグループもまったくいないわけではないが、ほとんどが、飲み物や食べ物を詰め込んだクーラーボックス持参で、芝生の上にシートを敷いてピックニック気分を楽しむファミリー族だ。

 上映時刻は 「日没頃」 という大ざっぱなものしか告知されていないが、先週は日没が午後8時1分で、その14分後に始まったので、日没からほどなく上映開始となると思って間違いないだろう。
 座るところは芝生以外に、広場のまわりに6台あるテーブル席やベンチ2脚、後方の通路に70脚ほどのイス席があり、それらはすべて自由に利用可能。
 芝生に座りたい場合は、シートの貸し出しなどはないので、各自で持参する必要がある。アメリカでは、日本のレジャーシートのようなビニール製の敷物は手に入りにくいが、フリース製のシートでよければホテル街にあるウォルグリーンズや ABCストアーズなどで購入できる。

コスモポリタンホテルで野外映画  混雑度は毎回同じとは限らないが、日没1時間前には、芝生の上はほとんどの場所が埋まってしまうと考えたほうがよい。
 テーブル席も同様で、またイス席は上映開始の30分ほど前に準備されるが、こちらもすぐに満席になってしまう。なお、スクリーン前は近すぎて首が疲れるからか上映中も空いていたので、遅く来てもその周辺であれば座れそうだ。
 理想をいえば、早めに行って場所を確保し、時間までショッピングを楽しめればベスト。ただ、タウンスクエアは他のショッピングモールで見られるような建物の中に造られたインドア型のモールではなく、街並みを再現した屋外型のため、店から店への移動は炎天下を歩くことになり、また、会場の広場にも屋根は無いので、確保した場所で待つにしろ、ショッピングを楽しむにしろ、今の時期はかなり暑い思いを強いられることだけは覚悟しておいたほうがよい。したがって、体力的に弱い低年齢の子供を連れて行く際は暑さ対策を慎重にする必要がある。なお、広場の隣に子供専用の噴水付きの小さな遊び場があるので、そこで水遊びをさせておくことは可能だ。

コスモポリタンホテルで野外映画  タウンスクエア内には15店ほどの飲食店があり、食事場所に困ることはないが、せっかくなので食べ物を会場に持ちこみ、ピクニック気分で映画を楽しみたい。
 そのための食料は、タウンスクエア内にあるスーパーマーケット Whole Foods Market で調達でき、サンドイッチ、ピザ、中華、スシなどの調理済み食品や量り売りの惣菜類、サラダバーなど、種類は豊富だ。
 広場のまわりにある売店ではホットドッグ、プレッツェルなどの軽食、ジュースなどのドリンク類の購入も可能。
 アイスクリーム、フローズンヨーグルトなどの店もあり、広場の向かい側の The Coffee Bean & Tea Leaf の横の路地を奥に進み右に行けばアイスクリームの Tasti D-Lite、左に進めばフローズンヨーグルトの Yogurtland がある。

コスモポリタンホテルで野外映画  タウンスクエアの場所はマンダレイベイホテルの南約2.5km。
 行きかたは、二連結の急行バス SDX に乗り、マンダレイベイの次のバス停で下車。二階建ての各停バス DEUCE はマンダレイベイホテルが終点となり、タウンスクエアには行かないので要注意。
 会場となる芝生広場 Town Square Park は、モールのほぼ中央に位置している。モール内のタクシー乗り場は、広場の The Coffee Bean & Tea Leaf とは反対側の Banana Republic の近く。
 タウンスクエアの営業時間は月曜日から木曜日が午前10時から午後9時、金曜日・土曜日は午前10時から午後10時、日曜日が午前11時から午後8時。ホールフーズはこれとは異なり、毎日午前8時から午後10時。上映予定のタイトルは以下のとおり (カッコ内はその日の日没時刻):

  上映予定作品当日の日没時刻
6月28日 Puss in Boots8:02 PM
7月5日 An American Tail8:02 PM
12日 The Smurfs8:00 PM
19日 Bedtime Stories7:56 PM
26日 Zookeeper7:52 PM
8月2日 Hoodwinked Too7:45 PM
9日 Dolphin Tale7:39 PM
16日 Alpha & Omega7:31 PM
23日 The Lorax7:21 PM




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