週刊ラスベガスニュース バックナンバー   2011年 10月 19日号
ハロウィン季節限定、アドベンチャー・ドームのお化け屋敷
 気温こそまだかなり高い日があるものの、日暮れはすっかり早くなった今日この頃。灼熱の砂漠都市ラスベガスにもやっと遅い秋がやって来た。
 さて秋の夜長といえば 10月31日のハロウィン。お化けなどに仮装した子供たちが、日暮れと共に町内を歩き回る日だ。また、その日に向けて、10月はさまざまな場所でお化け屋敷が開設される時期でもある。

 このたびサーカスサーカス・ホテル (写真右) に隣接する大型室内テーマパーク 「アドベンチャー・ドーム」 (写真右下) では、ハロウィンにちなんだ特別企画として、恒例の 「Fright Dome」 を始めた。
 もちろん 「フライト」 といっても飛行機のことではない。「恐怖」 の意味のフライト、つまり文字通り、ドーム球場のような施設全体がお化け屋敷になるというわけだ。

 夜7時に照明が落とされると、ドーム全体は真っ暗に。そこにお化けに扮したスタッフが出没する。それだけでも十分にお化け屋敷の雰囲気を味わうことができるが、さらにドーム内には特設のお化け屋敷 (Haunted House) が 5ヶ所も設置されているというから、この種のものが好きな人にとってはたまらない。また、通常から存在している各種絶叫ライドも、そのままお化け屋敷バージョンとして真っ暗闇の中で運行されているので、高速ローラーコースターなども含めて、いつもと違ったスリルを味わえる。

 参考までに、その5つのお化け屋敷は、Home of Michael Myers、Hillbilly Hell、Fright High、Chainsaw Massacre、Haddonfield Memorial Hospital。
 テーマはそれぞれ順番に、ホラー映画でハローウィンの日に殺人鬼となる登場人物 Michael Myers の家、田舎町のホラー、恐怖の高校、チェーンソーを持って襲いかかる殺人鬼、ホラー映画に登場する病院。
 Chainsawa Massacre 以外は似たような演出だが、あえて言うならば Home of Michael Myers が一番怖いように感じた。なお、Chainsaw Massacre だけは、そのチェーンソーから排気ガスが出ることもあり、屋外 (アドベンチャー・ドームの2階デッキ) に施設が造られているが、入り口などは他の4つと同様、ドーム内からアクセスするようになっている。
 アドベンチャー・ドーム内は撮影可能だが、上記の5つのお化け屋敷内は撮影禁止。また、お化け屋敷内に登場する役者 (お化け) には触ってはいけないルールになっていると同時に、彼らも入場者に直接触ることはない。

 料金は、この種のアトラクションとしては高い印象を受ける。通常アドベンチャードームは入場自体は無料だが (各種ライドは有料)、この Fright Dome はいつもとは逆で入場料が $36.95 でライドは乗り放題となっている。
 いくら乗り放題とはいえ、子供料金がないので、家族連れなどにとってはかなりの出費となりそうだ。
 ちなみにチケット売り場では 「12才未満の入場はおすすめしない」、と注意を促している。たしかにお化けに遭遇したとたんに泣き出してしまう可能性があり、小さな子供には不向きだろう。結局この施設は子供向けというよりも、ティーンエイジャー向けのデートスポットといった感じだが、おとなの姿も決して少ないわけではない。
 夏休みでも冬休みでもないこの時期に、日本からどの程度の家族連れやティーンエイジャーがラスベガスにやって来るのかよくわからない部分もあるが、興味がある者は行ってみるとよいだろう。

 なお写真の通り (チケット売り場からドーム内に入る通路周辺の様子)、けっこう人気があるようで混み合っている。したがって、ドーム内の5つのお化け屋敷の入場も長い行列ができることが多く、30分以上待たされることも少なくない。
 そんな不便を避けるために、通常の入場料よりも 15ドル高い 「VIP Fast Pass」 というものが用意されている。一般客とは別の優先列に並ぶことができ、待ち時間をかなり短縮することができるので、急いでいる人はそれを利用するとよいだろう。

 すでに今月始めからオープンしているが、10月20日以降の開園スケジュールは、24日と25日を除く毎日の午後7時から深夜12時まで。10月31日が最終日。
 なお、入口およびチケット売場が変則的な場所にあるので注意が必要だ。その入口はドームの西側の屋外、つまりストリップ大通り側から見て反対側。行き方としては、ストリップ側からカジノとドーム自体を通り越した最も遠い位置の駐車場にある。



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