週刊ラスベガスニュース バックナンバー   2011年 04月 06日号
着席したままで世界の味、タパスの食べ放題 Johnny Smalls
 昨年ハードロックホテル (写真右、クリックで拡大表示) 内にオープンしたタパスの食べ放題の店 Johnny Smalls を、おくればせながら紹介してみたい。
 タパス (tapas) とは、スペインで親しまれている 「小皿料理」 のことで、調理方法や食材に特に決まりは無く、とにかく小さな皿に少し盛られたミニ料理であればなんでもタパスだ。
 日本人がアメリカで食事をすると、その量の多さにだれもがビックリさせられるが、このタパスのサイズは居酒屋の一品料理程度。まさに日本人向けといってよいだろう。

 タパス店はラスベガスにいくつもあり、また食べ放題のバフェィはほとんどのホテル内にあるので、どちらもまったく珍しいものではないが、「タパスの食べ放題」 となるとそう多くはないはずだ。
 またこの店は、スペイン料理にこだわることなく、世界中の幅広いジャンルの料理を取り扱っているので、和食や中華が好きな人も覚えておいて損はない。

 普通の食べ放題の店と、この Johnny Smalls が大きくちがうところは、自分で料理を取りに行く必要がないということ。つまり、普通のレストランのように、着席したままでウェイターやウェイトレスに好きな料理を個別にオーダーすることになる。他の食べ放題の店のように立ったり座ったりあわただしく動く必要がないので、会話が途切れたりすることなく食事を楽しめるところがいい。

 料理の数は約40種類。マグロの刺身を使った料理など、日本人の口に合う料理も少なくない。
 オーダー方法は簡単で、英語が苦手でも特にむずかしいことはなく、リスト (写真右) を手渡されるので各料理名を指でさし示せばそれで十分だ。
 なお一度にオーダーできるのは各自2皿まで、というルールがある。食べきれないほどオーダーしてたくさん残すという非常識な者からの防衛手段のようだ。
 したがって、その2皿を食べ終わってから、3皿目、4皿目をオーダーすることになる。ちなみに、「それぞれの料理の 2/3 以上を残したら追加料金」、といったルールがあるが、実際にそのルールが適用されたことがあるのかどうかは定かではない。

 小皿といっても決して小さくないものがあるので要注意だ。たとえば Tempura Green Beans (日本のいんげん豆に近い野菜のフライ、写真右) などはかなりボリュームがある。
 したがって、数多くの種類を楽しみたければ、一皿を分け合って食べるべきで、一緒に行った者がそれぞれ同じ料理をオーダーするようなことは避けたほうがよい。

 個人差はあるが、一般的には一人が 5〜7皿食べることになるだろう。これで $24.99 ならリーズナブルといってよいのではないか。
 なお、ビール ($5.00〜) などのアルコール類が別料金なのは普通だが、コーラやアイスティーなどのソフトドリンクも別料金 ($2.95〜) になっているのは珍しいので、このことをあらかじめ知っておかないと予算オーバーになるので注意が必要だ。
 また、デザート類も別料金で、まったく別のメニューリストが用意されているが、固定料金の食べ放題リストの中に、適度な甘さの "Grilled PB & J" (トーストの中にピーナツバターとピーチジャム、写真右上) があるので、節約したければそれをデザートの代わりにしてもいいだろう。8.1% の消費税とチップ (常識的には15%以上) が必要なことはいうまでもない。

 なおうれしいことに、今ならば、このホテルのカジノカード "Rockstar Club Card" を作り、それを提示すれば、$5 off の $19.98 になるので (いつまで続くキャンペーンかは未定)、時間的に余裕がある場合はぜひそれを利用するようにしたい。
 ちなみにカジノカードとは、航空会社のマイレージカードのようなもので、カジノでのプレー実績に応じて各種割引やキャッシュバックなどさまざまな還元サービスを受けられるというもの。カジノ内にある専用窓口 (写真右上) に出向きパスポートなどの身分証明を提示すれば、だれでも簡単にその場で即日発行してもらえる。もちろん無料で、年会費などもない。

 Johnny Smalls の営業時間は、日、月、木が午後6時から午後11時まで、金、土が深夜0時まで。火、水は休業日だが、現在、週7日営業を検討中とか。以下は今回の取材で食べてみた料理。クリックで拡大写真。




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