週刊ラスベガスニュース バックナンバー   2001年08月08日号
夏休み、子供向けゲームセンター情報
 いよいよお盆休み。"大人の街ラスベガス" にもこの時期ばかりは日本からたくさんの子供たちがやって来る。今週は子連れファミリー族必読の子供向けゲームセンター情報をお届けしたい。

 大人の街ラスベガスといえどもゲームセンターはほとんど例外なくどこのホテルにも存在する。"18才未満お断り" をポリシーとするあのべラージオでさえささやかながらゲームセンターはある。
 ただその規模はホテルによってまちまちで、奥まった場所にひっそりと数台のゲーム機を置いているだけのホテルもあれば、目立つ場所に専用スペースを設けてゲームセンターそのものを主要アトラクションと位置付けているホテルもある。
 数としては圧倒的に前者のタイプのホテルが多く、本格的なゲームセンターを持つホテルはそう多くない。具体的にはサーカスサーカス、エクスカリバー、ラクソー、ニューヨークニューヨークの 4ヶ所ぐらいだろう。かつてはトレジャーアイランドのゲームセンターも有名だったが今はない (大幅に縮小されて別の場所に移ってしまった)。また、最近オープンした MGM のそれは期待に反してかなり貧弱だ。ストラトスフィアのものもホテル側が意気込んでいる割にはお粗末極まりない。したがって今回は上記 4つのホテルのゲームセンターと、ゲームセンター専門店 "Game Works" を紹介してみたい。

 その前に、「ゲームセンター」 という言葉と 「ライブカーニバルゲーム」 について触れておきたい。
 日本で言う 「ゲームセンター」 のことをアメリカでは Arcade という言葉を使って表現することが多い。つまり 「アーケードゲーム」 とか 「アーケードゲームセンター」 というようになるわけだが、ただ単に 「アーケード」 だけでもそれが広い意味でゲームセンターを意味したりもすることも多く、ホテル内でゲームセンターを探す場合は、「ゲームセンターはどこだ?」 ではなく、「アーケードはどこだ?」 と尋ねるとよいだろう。

 次に 「ライブカーニバルゲーム」 だが、これはマシンゲームに対して使われる言葉で、かつての日本の祭りや縁日などでよく見られた 「輪投げゲーム」 や 「射的ゲーム」 などのような機械を使わない屋台ゲームのことだ。具体的には次のようなライブカーニバルゲームが現在ラスベガスのゲームセンターで行われている。 (クリックで写真表示)

・ ソフトボールを壺の中に投げ入れるゲーム (非常にむずかしい)
・ ピンポン玉を水に浮いたお椀に投げ込むゲーム (むずかしい)
・ コーラのビンのネック部にリングを投げ込むゲーム (かなりむずかしい)
・ ワインのボトルネックに輪を投げ込むゲーム (非常にむずかしい)
・ かごにボールを投げ込む極めて単純なゲームだが簡単ではない (普通)
・ 平たいガラス製の皿に25セントコインを投げて乗せるゲーム (むずかしい)
・ ボールを投げて 3本の牛乳ビンを台から落とすゲーム (やさしい)
・ 磁石がついた釣竿で流れるカラーナゲットを釣り上げるゲーム (普通)


 一方、マシンゲームは日本のゲームセンターにあるものと同じというか、ほとんどがセガ、ナムコ、コナミといった日本メーカー製なので特に説明の必要はないだろう。なぜかこの分野は日本メーカーの独壇場だ。
 プレー料金はそのマシンによってまちまちだが、かなり古いマシンが 25セント、やや古いマシンが 50 セント、新しいマシンが 75 セント、かなり大掛かりな人気の最新機種が 1ドル、というのが大まかな相場だ。
 なお各マシンゲームでは得点に応じてポイントチケット (写真右) がそのマシンから出てくるようになっていて、そのポイントを集めるとゲームセンター内にある景品交換所でぬいぐるみなどの景品と交換することができるようになっている。中にはかなり高価な景品 (高ポイントが必要な景品) もあり、ラスベガスのゲームセンターは大人にとってのカジノ同様、子供にとっても真剣勝負の世界だ。むしろ実力が物を言うゲームセンターの方が、運で勝負が決まってしまうカジノよりも厳しい世界と言えなくもない。

■ サーカスサーカスのゲームセンター
子供向け施設では他のホテルを圧倒しているサーカスサーカスホテルのゲームセンターはとにかく活気がある。ストリップの中心街から少々遠いので親にとってはアクセスがめんどくさいが、子供にとってはいかなるホテルのゲームセンターよりもここが楽しいはず。ライブカーニバルゲームとマシンゲームの比率は 8 対 2 でライブカーニバルゲームが多い。上で紹介した以外のライブカーニバルゲームも多数ある。場所はカジノフロアのほぼ中央の2階にあるサーカスステージの周囲。営業時間は 10:00 am 〜 12:00 midnight。

■ エクスカリバーのゲームセンター
活気でサーカスサーカスに負けているが、ストリップの中心街周辺ではナンバーワンのゲームセンター。年齢当てゲーム体重当てゲームなどもあって大人も楽しめる。景品交換所の品数も豊富。ライブカーニバルゲームとマシンゲームの比率は 7 対 3 でライブカーニバルゲームが多い。場所はカジノフロアの 1階下 (カジノフロアのほぼ中央付近に下へ降りるエスカレーターがある)。営業時間は 9:00 am 〜 1:00 am。

■ ラクソーのゲームセンター
ここはマシンゲームの殿堂と言ってもよいぐらいマシンゲームが充実しており、その数なんと 300 以上とのこと。その代わりライブカーニバルゲームはない。なお、ライブカーニバルゲームとは言い難いが、"Skilliards" と呼ばれるゴルフとビリヤードを組み合わせたようなユニークなライブゲームがある。場所はカジノフロアの1階上 (カジノフロアからエスカレーターで上がる)。営業時間は 9:00 am 〜 12:00 midnight。

■ ニューヨークニューヨークのゲームセンター
有名なローラーコースター "マンハッタンエクスプレス" の乗り場周辺に展開されているゲームセンター。ライブカーニバルゲームとマシンゲームのバランスがよく、その比率は 4 対 6。ただしあまり楽しいライブカーニバルゲームはないので、このゲームセンターではマシンゲームを楽しむつもりで行った方がよいだろう。場所はカジノフロアの上の階。営業時間は 7:30 am 〜 2:00 am。

■ Game Works
これはゲームセンター専門施設。つまりホテル内のゲームセンターではない。場所はモンテカルロホテル前のワールドオブコカコーラの地下。マシンゲーム専門でライブカーニバルゲームはない。マシンゲームの数は約 200台と非常に充実している。特に自動車やオートバイなどの操縦系のゲームでは他を圧倒している ( "Racing Zone" という特別セクションが設けられている)。なお、このゲームセンターではプリペイドカードが導入されているので、プレーごとにマシンに 25セントコインを投入する必要がない。ロッククライミング施設もある。営業時間は 10:00 am 〜 1:00 am。



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