週刊ラスベガスニュース バックナンバー   2001年07月18日号
熱気と炎に包まれるナイトクラブ RUMJUNGLE
 摂氏 40度の猛暑で知られるラスベガスの夏。夜間になっても 30度を下らない日が少なくない。そんな暑いラスベガスの夜、連日連夜さらに熱くなっている場所がある。今週はラスベガスで最も熱気あふれるナイトクラブ RUMJUNGLE を紹介してみたい。

 地元民用の店も含めてラスベガスにナイトクラブはいくつもあるが、マンダレイベイホテル内にあるこの RUMJUNGLE ほど賑わっている店は他にあるまい。
 毎晩 11時を過ぎると店の前には長蛇の列ができ、店の中は熱気と炎に包まれる。
 実はこの店、本当に炎に包まれているから驚きだ。テーマが炎で、ロゴなどはもちろんのこと、メニュー内にもやたらと "FIRE" が登場するばかりか、店内のいたる所で本物の火を見ることができる。
 ちなみに右上の写真はこの店の入口付近の様子だが、両側に見える明るい部分は激しく燃え盛る炎で、周囲に点々と見える小さな明るい部分も壁の中に埋め込まれた本物の炎だ。

 炎と並ぶもう一つのテーマは店名が示す通りカリビアン RUM (ラム酒) だ。ラム酒はサトウキビや蜜などから造られるカリブ海地方特有のアルコール度の高い蒸留酒で、店側の説明によると、この RUMJUNGLE は世界最大の RUM BAR だという。その自慢のラム酒を使ったカクテルは 100種類を超えており、左の写真のカウンターの奥に見える無数のボトルはそのほとんどがラム酒とのこと (写真に写っているのは全体のごく一部)。

 この写真を見る限り、のどかな酒場のようにも見えなくもないが、"炎に囲まれたお洒落な雰囲気の中で甘いカクテルを飲みながら静かに愛を語り合える場所" だと思ったら大間違いだ。この店はラスベガス屈指の大音量を誇るナイトクラブで、写真からは想像するすべもないが、この空間には生バンドによる熱狂的なラテン系サウンドが充満している。つまり耳元で愛をささやいても、とても相手の耳にそれが届くような環境ではない。

 バーカウンターのすぐ脇には生バンドのステージが (写真右)、そしてそのすぐ奥にはダンスフロアがある。さらに頭上に目を移すとお立ち台があり、そこではビキニ姿の美女が激しく踊っている (写真左下)。

 「猛暑の真夏にこんな暑苦しいところへ行く必要もない」 と考えるのは早計だ。常夏のカリブ海をコンセプトにした店だからこそ、今の時期が "旬" と言える。"暑さをぶっ飛ばす!" つもりで行ってみるとよいだろう。特に非健康的なギャンブルを長時間やったあとや、またそのギャンブルでの負けを忘れたい時などには最適だ。アメリカのヤングエグゼクティブが集まるこのような場所で彼らと一緒に気分を発散させれば、それも旅の一つの思い出となることだろう。

 場所は、マンダレイベイホテルのカジノフロアのさらに先にあるレストラン街の中。
 営業時間は木、金、土、月が 4:00am まで、日、火、水が 2:00am まで。スタート時間は日〜木が 11:00pm 頃から、金、土のみ 10:00pm 頃からとなっている。
 実はこの店、そのスタート時間まではれっきとしたレストランとして運営されている。つまりレストラン客がいなくなったその頃から次第にナイトクラブに切り替わるというわけだ。(そのレストランに関しては数日以内にこのラスベガス大全の [レストラン] セクションで紹介する予定)

 料金は、ダイニングタイムに入店して食事をした者はそのまま居残ることが可能だが、ナイトクラブタイムからの入店は木、金、土、月がカバーチャージ $20、日、火、水が $10 となっている。ただし地元民の女性 (ネバダ州の運転免許証などの提示が求められる) は無料。
 なお、簡単なドレスコードがあり、タンクトップ、サンダル、ショートパンツなどは不可で、男性は襟付きのシャツを着ている必要がある (ようするにTシャツは不可ということ)。どこまでこのルールが守られているか少々怪しい部分もあるが、とりあえずそのようになっている。
 気になる混雑情況だが、ナイトクラブタイムからの入店は 1時間ほど待たされる可能性が高い。どうしても並ばずに入りたいという者は、比較的すいているダイニングタイムに行って食事をすることをおすすめする。


バックナンバーリストへもどる