週刊ラスベガスニュース バックナンバー   2000年8月9日号
Water Park “Wet'n Wild”
 8月中旬は一年を通じて日本からの “子連れ観光客” が最も多い週。今週はそんなファミリー族におすすめのウォーターパーク Wet'n Wild を紹介してみたい。

 ウォーターパーク Wet'n Wild はプールを主体としたいわゆる 「水の遊園地」 で、大小さまざまなプール、流れるプール、波が出るプール、長いトンネル内を滑り降りるライド系アトラクションなどで構成されている。
(右の写真は波が出るプール。後方はサハラホテルとストラトスフィアタワー。)

 ご存じのようにラスベガスでは、どこのホテルにも遊園地顔負けの立派なプールがある。そういう意味ではこの Wet'n Wild の存在意義に疑問を持つ者もいるかもしれないが、やはり無料で利用できるホテルのプールと Wet'n Wild は根本的にコンセプトが異なり、その差は歴然としている。ホテルのプールはあくまでも大人が優雅にくつろぐための施設だが、こちら Wet'n Wild は正真正銘の遊園地だ。子供たちにとってこの違いはあまりにも大きい。
 摂氏40度を超える猛暑と、カジノを主体とした室内空間には子供たちが楽しめる施設がほとんどないという現実を考えると、この Wet'n Wild は子連れ族にとってラスベガスにおける数少ない貴重なアトラクション施設といってよいだろう。

 さて気になる施設の内容だが、日本などでもよく見かける同類のウォーターパークと比べて特に大きな違いは見られない。違いをしいてあげるならば、ザ・ストリップという世界屈指の目抜き通りに面しているということぐらいだろうか。あと、日本の遊園地に比べ総じてどのライドも待ち時間が少なく、日本からの観光客にとっては施設としてのハード的な部分よりも、使いやすさといったソフト的な部分に大きな違いを感じるかもしれない。

 個々の施設に関しては特に説明を必要としないだろう。波が出るプール、流れるプールなどは想像の範囲内で、また数種類あるライド系アトラクションも傾斜、落差、全長などがそれぞれ異なるものの、「水と一緒に滑り降りるアトラクション」 という原理原則においては日本の遊園地などにあるものとまったく同じだ。

 施設全体としてはそれぞれのプールやライドのレイアウトがうまくまとまっており、また広さ的にも広すぎず狭すぎず使い勝手は非常に良い。集合場所さえしっかり決めておけば小さな子供でも迷子になることはなく、家族全員にとって居心地の良い遊園地といえるだろう。また、ヤシの木が生い茂った芝生地帯などもあり、子供を待つ親がくつろげるような場所も十分にある。

【写真】 施設全体の東側半分をストリップ側から見たところ。右後方はラスベガスヒルトン。
【写真】 施設全体の北側の一部をストリップ側から見たところ。後方はサハラホテルの駐車場。
【写真】 流れるプールとストラトスフィアタワー。
【写真】 各ライドの身長制限を漫画で示す愉快な案内板 (単位はインチ)。
【写真】 プールに浮かぶフジフィルムの飛行船の船内と船外から撃ち合う水鉄砲戦争


 注意しなければならないのが、各種ライドにおける身長制限と乗り方の違いだ。それぞれのライドには身長制限があり、最も落下速度が速い過激なライド "Bomb Bay" と "Bleu Niagra" は48インチ(約121cm) 以上となっている。
 また乗り方がそれぞれ異なり、外の景色が見えないチューブ型のライドの多くが足から滑り降りるようになっているのに対して、傾斜が比較的ゆるやかで外の景色が見える滑り台型のライドの一部では腹ばいになって頭から滑るルールが採用されている。いずれにせよスタート地点には係員がいるのでその指示に従わなければならない。

 真夏の今の時期は地面が非常に熱い。濡れている場所ばかりとは限らないので裸足での入場は避けた方がよいだろう。しかし、過激なライドに乗る際はサンダルなどは脱げてしまうので注意が必要だ。施設内の売店で売っている最近流行の地下足袋型のウォーターソックスなどが便利かもしれない。なお園内には 25セントコイン2枚を必要とするコインロッカーがある。

 入園料は大人が $25.95、身長48インチ以下の子供は $19.95、3才未満の子供は無料となっている。入園してしまえばすべてのライドは無料だが、浮き輪のレンタルだけは有料で一人用$6、二人用$8 となっている。
 なお、左のクーポンをプリントアウトして持参すれば一人 3ドルの割引を受けることができる。

 行き方としては CATバスやトロリーバスで行くこともできるが(Wet'n Wild 前にバス停あり)、炎天下でバスを待つことを考えるとタクシーの利用をおすすめしたい。家族が多ければ料金的にもバスとほとんど変わらないはずだ。
 サーカスサーカス、リビエラなどからは徒歩でのアクセスも可能だが、近そうに見えてかなり遠いのでそれなりの覚悟が必要だろう。なお営業時間は以下の通り。


2000年 8月以降の開園時間
〜 8月20日 10:00am〜8:00pm 9月23日〜9月24日 10:00am〜6:00pm
8月21日〜9月10日 10:00am〜6:00pm 9月25日〜9月29日 休園
9月11日〜9月15日 休園 9月30日〜10月1日 10:00am〜6:00pm
9月16日〜9月17日 10:00am〜6:00pm 10月2日〜 休園
9月18日〜9月22日 休園    



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