週刊ラスベガスニュース バックナンバー   2000年4月19日号
MGMグランドアドベンチャーが再オープン
 長らく閉鎖されていたMGMグランドホテルのテーマパーク・MGM Grand Adventures が先週の土曜日に再オープンした。
 ゴールデンウイークを前にして、日本の旅行業界関係者や読者などからラスベガス大全宛に 「テーマパークの現在の様子を教えて欲しい」 との問い合わせが後を絶たないため、今週はこの再オープンしたばかりの MGM Grand Adventures についてレポートしてみたい。

 テーマパークの敷地を削りそこに国際会議場 MGM Grand Conference Center を建設するなど、ここ数年、顧客ターゲットをファミリー族から社用族にシフトしてきたMGMグランドホテルにとって、もはやこのテーマパークはそれほど重要ではないのか、面積的にも営業日数的にも年々その規模は縮小されてきた。
 そんな傾向があっただけに少々心配しながらの取材となったが、昨日4月17日に訪問した限りでは、昨年秋の閉園時よりも縮小した様子はうかがえなかった。むしろ園内に数ヶ所存在する劇場でのパフォーマンスなどはこれまでよりもやや充実してきているかのような感じさえ受けた。それでも客の入りは芳しくなく、依然としてこのテーマパークが存亡の危機に立たされていることに変わりはなさそうだ。

 入園料は大人も子供も一律$15。ただし身長 42インチ(約 106cm)以下の子供は無料。この$15には園内にある各種ライドの料金も含まれているので乗り物は自由に何回でも乗ることができるが、人気の Sky Screamer(写真左)やロッククライミングなどごく一部のアトラクションでは別料金が必要だ。
 開園時間は 11:00am〜7:00pm。営業日は極めて変則的で、現時点では 4月15日から4月30日までが毎日営業、5月6日から6月4日までが週末のみの営業、6月10日から8月20日までが毎日営業となっている(ただし変更になる場合もあるので注意が必要)。なお、8月21日以降に関しては現時点では閉園となる可能性が濃厚だ。

 ライド系は昨年までとまったく同じで、丸太船に乗っての川下り Over the Edge、大きなタイヤでできたような円形のボートに乗っての川下り Grand Canyon Rapids、パンパーをぶつけ合いながら走るゴーカート Parisian Taxi、古典的なローラーコースター Lightning Bolt、それに人気の Sky Screamer で、あとはメリーゴーランドなど幼児向けの小さな乗り物がいくつかある以外これといった話題のライドはない。
 なお気になる Sky Screamer の料金だが、3人で乗った場合は一人 $25、二人で乗った場合は一人 $30、一人乗りは $35で、現在は再オープン記念として、入園時に Sky Screamer の乗車券を買ってしまえば入園料の $15 は免除される。

 ライド系のアトラクション以外に劇場でのパフォーマンスがいくつかある。これはロサンゼルスのユニバーサルスタジオなどで見られる演出方法と同じで、それぞれの劇場が時間を少しずつずらしながら数時間ごとにアトラクションを演じる。以下がその内容とスケジュールだ(すべて無料、上演時間は約25分)。

■ Dueling Pirates

 トレジャーアイランドの海賊船ショーに出てくるのとほぼ同じサイズの帆船を舞台にしたドタバタ劇。登場する役者は男性5人と女性一人。帆船の大きさこそ似ているものの、火やサウンドの演出などではトレジャーアイランドの方がはるかに勝っており、こちらのショーは少々迫力に欠ける。
上演スケジュールは、12:00pm、2:00pm、4:00pm

■ Gold Rush Theatre

 他のホテルの一般のナイトショーによく登場するようなダンスや歌によるショー。登場する役者は男女3人ずつ。リオスイートホテルの空中マスカレードショーの際にステージで演じられるショーと規模も内容も似ている。
上演スケジュールは、1:00pm、3:00pm、4:45pm、5:45pm

■ Magic Screen Theatre

 ローラースケートを履いた11人の若者による曲芸ショー。スケートの代わりに自転車に乗って出てくる役者もいる。
上演スケジュールは、12:45pm、2:45pm、5:00pm

 
 この他、園内の路上でも生バンドショー(Star Steppin Stage)や曲芸ショー(Show Place Junction)なども定期的に行われている。



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