週刊ラスベガスニュース バックナンバー   2000年1月5日号
Las Vegas マラソンに参加しよう!
 第34回ラスベガスマラソンが 2月6日に開催される。ここ数年、観光旅行の渡航先としてのラスベガス人気はうなぎ登りだが、ことマラソンに関しては他都市に大きく水をあけられており、ラスベガスマラソンを知る日本人はまだまだ非常に少ない。
 事実ラスベガスマラソンは世界のトップランナーが集まるボストンマラソンやシカゴマラソンのような伝統も権威もなければ、ホノルルマラソンやロサンゼルスマラソンのような派手なお祭りムードもない。
 それでも飛び入り参加の有森裕子が昨年 2位に食い込むなど (彼女は 96年にも参加しておりその時は優勝している)、日本のマスコミも注目し始め年々知名度は上昇している。

 まだまだ一流マラソンとは言い難い大会だが、低額ながら賞金も出るので日本人観光客も積極的に参加してみるとよいだろう。エントリーはまだ十分間に合うしオンラインでも可能だ。参加資格に特に条件はなく、過去の記録や実績などまったく関係なしにだれでも参加できる (毎年約1万人が参加)。

 一攫千金の街らしくスロットマシンで夢のような “不労所得” を狙うのもよいが、こういう街だからこそたまには汗を流して小さな賞金を目標に頑張ってみるのもよいのでは。ちなみに今年の優勝賞金は男女とも $3000 で、昨年の優勝タイムは男性の部が 2時間 16分 42秒、女性の部が 2時間 32分 43秒だった。

 
■■■ 日時 ■■■
 
・ フル マラソンの部 (42.195km) :  2000年 2月 6日 6:30am スタート 
・ ハーフ マラソンの部 (21.097km) : 2000年 2月 6日 7:30am スタート 
 
■■■ 賞金 ■■■
 
・ フル (男子):  $3000(1着)、$2000(2着)、$1000(3着)
・ フル (女子):  $3000(1着)、$2000(2着)、$1000(3着)
・ ハーフ (男子): $500(1着)、$400(2着)、$300(3着)、$200(4着)、$100(5着)
・ ハーフ (女子): $500(1着)、$400(2着)、$300(3着)、$200(4着)、$100(5着)

■■■ 参加費用 ■■■
 
・ フル (1月24日までの登録):  $50(米国・カナダ・メキシコ)、$55(海外参加者)
・ フル (1月25日以降の登録):  $60(米国・カナダ・メキシコ)、$65(海外参加者)
・ ハーフ (1月24日までの登録): $40(米国・カナダ・メキシコ)、$45(海外参加者)
・ ハーフ (1月25日以降の登録): $50(米国・カナダ・メキシコ)、$55(海外参加者)
 
 (支払いは、以下で説明するオンライン登録の際に VISA もしくは MasterCard で支払う)
 
■■■ エントリー方法 ■■■
 
 オンライン回線がつながっている状態でこのページの右上にある 【Las Vegas Marathon 2000】 のロゴをクリックし、その直後に表示されるページ (主催者の公式 WEBサイト) の右上にある 【New On-Line Registration】 をクリックする。あとは登録フォーム内の指示に従って必要事項を入力し、主催者側にデータを送信すればエントリー完了。締め切りは大会前日まで。
(このエントリーに関して疑問などがある場合は主催者側に直接お問い合わせください。ラスベガス大全では質問を受け付けておりません)
 
■■■ 参加者がやるべきこと ■■■
 
 参加者は、自分のエントリーが正しく登録されているかどうか念のためオンラインで確認すること。フルマラソン参加者は http://www.lvmarathon.com/regist-m.htm で、ハーフマラソン参加者は http://www.lvmarathon.com/regist-h.htm で登録を確認できる。
 なお、主催者側はこの登録確認のページを 1週間に一度程度の頻度で更新しているとのことなので、エントリー後ただちにここに自分の名前が登録されるとは限らない。自分の名前が見つからなくても 1週間ぐらいは様子を見た方がよいだろう。
 参加者はレースの前日(2月5日) に、MGMグランドホテルのコンベンションホールで開催されている “Health and Fitness Expo” の会場で参加者キット “Race Packets and Goodie Bags” を受け取ること (午後7時までに取りに行くことができない者は同ホテルのベルデスクで受け取ること)。
 レース当日は、参加者キットの中に含まれている説明書に従い MGMグランドホテルに集合し (ちなみにMGMグランドホテルは今大会の公式スポンサー)、バスにてレースのスタート地点へ移動する。レース終了後はゴール地点からMGMグランドホテルまで大会専用シャトルバスにて戻る。
 
■■■ コース ■■■
 
 参加者としては “ザ・ストリップ” ことラスベガス大通りを走りたいところだろうが、交通規制の関係でラスベガス大通りはコースに含まれていない。
 フルマラソンのスタート地点はラスベガスの中心街から高速 15号線を南へ約 40kmほど行った地点にある砂漠の中のホテル GOLD STRIKE HOTEL で、スタート後のコースは高速 15号線のすぐ東側の脇を平行して北上する旧道。片道コースなので折り返し地点はない。ゴールはラスベガス国際空港の敷地の南東端に接する EASTERN 通りと SUNSET通りの交差点近くの市営公園 “SUNSET PARK”。
 全長 42.195km のほぼすべてが砂漠地帯にあるため著名観光スポットなどはまったく通過しない。コース途中で唯一日本人観光客にもなじみのある場所は 36km 地点に見えてくるベルツアウトレットだけだ。したがって景色を楽しみながら優雅に走るようなコースではなく、日陰もまったく存在しない過酷な耐久レースといった様相だ。
 季節的な理由と早朝にスタートするということもあり当日の気温はかなり低いと予想されている。ちなみに 2月6日の例年の平均気温は早朝が摂氏3度、日中の最高が摂氏 16度となっている。
 スタート地点とゴール地点の高低差が約 200メートルある片道コースのため (ゴール地点の方が低い) 世界有数の “下り坂コース” とのこと。他の都市のコースに比べ好記録が出そうだが、平均海抜が 750メートルと高く、空気抵抗は少ないながらも酸素が薄く体力を消耗しやすいコースといわれている。その証拠にコースレコードは 1986年大会で Frank Plasso が記録した 2時間 12分 37秒で、これは現在の世界最高記録よりも 6分以上遅い。女子のレコードは 97年 Marzena Helbik が作った 2時間 32分 22秒となっている。
 なお、ハーフマラソンの部はスタート地点がフルマラソンの 21km 地点でゴールはフルマラソンと同じ片道コース。ちなみに有森裕子は 96年このハーフマラソンに出場し 1時間 11分 05秒で見事優勝している。昨年も彼女は 1時間 12分 34秒で 2位に食い込んでいる (主催者発表の昨年の公式記録)。ちなみにハーフ女子のレコードは 95年の Claudia Metzner が記録した 1時間 08分 12秒。有森裕子が今年の大会に出場するかどうかは現時点では不明。
 
■■■ 交通 ■■■
 
 コースは全域に渡って一般車両のアクセスが規制されるため家族や友人の応援はほとんど無理(他の都市のコースと違い砂漠地域のため電車やバスでコース周辺に行くことができない)。応援したい者は主催者が手配する応援専用車両に乗るしかない(有料になる予定)。沿線住民が応援してくれるようなことはまったくあり得ず (沿線は砂漠地帯でゴール直前の数キロを除き民家は全く存在しない)、参加者は孤独との戦いを強いられる過酷なレースになることを覚悟しておく必要がある (孤独といっても参加者は 1万人もいるが...)。
 なお参加者は前述の通り主催者が手配するバスにて MGMグランドホテルからスタート地点へ行き、ゴール地点からもそのバスで同ホテルに戻ることになる。
 
■■■ その他 ■■■
 
○ 参加者およびその友人などはレース終了後、ゴール地点のサンセットパークにて Internationa Food Festival や、MGMグランドホテルのクラブ・STUDIO-54 での打ち上げパーティーなどに参加できる (別料金)。
 
○ 参加者キットの中に含まれている Tシャツやゼッケンなどは記念として持ち帰ることができるが、シューズのひもに取り付ける自動記録計測のための超小型電子デバイス “Champion Chip” はレース終了後に主催者に返却しなければならない。返却を怠ると登録時に利用したクレジットカードに $25 の罰金が請求されるばかりか、同じ主催者による世界各地のマラソン大会から永久追放となる。


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